数ヶ月前,妻が会社で「初級システムアドミニストレーター試験を受けろ」と言われてネットで受験申し込みをしたとき,面白半分に僕も申し込んでおいた(受験料¥5,000)んだけど,今日がその試験日でした。
「要するに鯖缶としての知識やスキルを問う試験だろ? 僕はLinuxやFreeBSDでサーバを立てられるんだから,いきなり受けても受かるよね」とたかをくくってたんですが,2ヶ月ほど前に買ってきた参考書を昨日初めて開いてみて驚きました。こりゃ鯖缶の試験じゃない!
初級シスアドってのは鯖缶とユーザの間を取り持つ仕事をする人(違う?)みたいで,どっちかというと経営側に属する文系スタッフのようです。商業科目みたいなのもあるし,こりゃ困ったな(^^;)
てなわけで,前日になって受験勉強開始!(笑)
10時間くらいかけて参考書(37章あって,章末に過去問が少しある)を読み終え,巻末の模擬問題(午前問題80問)をやってみたら,正解率73パーセント。・・・なんとか合格圏内か?
午後試験の長文問題をやる時間はすでになく,ビールを飲んで寝てしまいました(笑)
結局,妻は受験放棄。僕だけ受験することになりました。(何のために受けるのやら?)
試験会場に着くと,商業高校の学生やヲタクっぽい青年がうじゃうじゃいます。中には50代後半とお見受けする年配者も。みんなちゃんと勉強してきてんだろうな。一夜漬けでごめん。
9:20 受験上の注意が読み上げられます。試験官は4人,そのうちの一人は若くてキレイな女性。スリムな黒いパンツがよく似合うよん。(なに見てんだ,ばか)
9:30 試験開始。12時までに80問(四択)を解くのだ。
ところが,1時間くらいたったところで退席する人がちらほら。え?もうできたの? それとも受験放棄?
過去問とまったく同じ問題もいくつかある。しまった,答えを覚えておくんだった。シリアルATAって,IDEのこと?(今日受けた人は何のことか分かりますよね)
何がなんだか分からなくて勘で書いたのもあるけど,11:35に解答終了。残り25分で,一通り見直す。合格ライン(一説よると7割得点)はなんとか超えてるかなあ?
12:00 午前試験終了。150分ぶっ通しの試験ってのは,体力が要りますね。 中年おやじの僕は,もうふらふら(笑)
疲れて食欲もなかったけど,コンビニで買ったおにぎりを2つ食べて,参考書を開きます。
午後はSQLとかが出そうだなあ。でも疲れててアタマに入りません(^^;)
13:00 午後試験開始。15:30までに長文問題7題(枝問が77)を解きます。
「メールを暗号化して送信→受信者が復号」のとき,認証サーバやディレクトリサーバがどう働いてるかなんて知りませんよ(泣)
あと,デパートに入店してるブランドの売上なんかに興味はないし,顧客に対する請求管理業務なんて考えたこともないし,乳製品の売上目標の修正なんて僕に関係ない世界のハナシだし。
終了時刻15:30ぎりぎりまでかかって”勘”で解答しました(笑)。 こりゃ”撃沈”かなあ・・・
ともかく計5時間の長丁場でした。疲れました。¥5,000,もっと別のことに使えばよかったなあ,ははは。
結果が出るのは1ヶ月後だそうです。一夜漬けで受かるわけないと思いつつも,楽しみに待つことにします。