2013年8月20日 (火)

玄箱HGのDebian(Squeeze)化

Kuroboxhg ここ数日,OSインスコ厨となってまして(笑),昨夜はハードディスクの不調で放置してあった玄箱HGにDebian(Squeeze)をインストールしました。
 先人の立派な記録,玄箱Debianのsqueeze化に従ってやっただけなので,なにもオリジナルなところはありませんが,自分用の作業記録として残しておきます。


 作業は,公式KuroBoxSetup.exeの実行→Debian Lenny化→Squeezeにアップグレードという流れになります。

■公式KuroBoxSetup.exeの実行
 kurog101.zip (玄箱HG用ファームウェア)をダウンロードして,解凍,KuroBoxSetup.exeで普通にセットアップします。
 EMモードに落とす必要がある場合は,

# echo -n 'NGNG' > /dev/fl3
# reboot
としてやります。

■Debian Lenny化
 玄箱HGにtelnetで接続(ユーザ名はroot,パスワードはkuroadmin)して,/root下にdebian-lenny-installer-kuroBOX-20090317.tgzdebian-lenny-kuroBOX-20090317.tgzkuro-bootsel2-debian.tgzkuro-bootsel2.20080419.tar.gzloader.okernelimage-2.6.25.1-kuroHG.tgzmodules-2.6.25.1-kuroHG.tgzの7つのファイルを転送します。次に,インストーラを解凍して,

# tar -zxvf debian-lenny-installer-kuroBOX-20090317.tgz
インストーラを実行します。
# sh debian-lenny-installer-kuroHG.sh
これで,Debian Lenny化は完了,再起動するとIPアドレスは192.168.0.100になっています。

■Squeezeにアップグレード
 Lenny化した玄箱HG(IPアドレスは192.168.0.100)にtelnetで接続(ユーザ名はtmp-kun,パスワードもtmp-kun)して,/etc/init.d/kuroevtdを下記のように編集します。(下線部を追加)

#!/bin/sh
# Start/stop the KURO-BOX Event Daemon.
# Provides: kuroevtd
# Required-Start: $network $remote_fs $syslog
# Required-Stop: $network $remote_fs $syslog
# Default-Start: 2 4 5
# Default-Stop: 0 1 3 6
# Short-Description: Start/stop the KURO-BOX Event daemon

test -f /usr/sbin/kuroevtd || exit 0
さらに,/etc/init.d/kuro_bootを下記のように編集します。(下線部を追加)
#! /bin/sh
# Provides: kuro_boot
# Required-Start: $remote_fs $all
# Required-Stop:
# Default-Start: 2 4 5
# Default-Stop: 0 1 3 6
# Short-Description: Initialize the KUROBOX AVAR

 case "$1" in
さらに,/etc/apt/sources.listのlennyの表記を全てsqueezeに変更したら編集は終わり。
# apt-get update
します。GPGに関するエラーが表示されたら,
# apt-get install debian-keyring
# apt-get install debian-archive-keyring
とします。
最後に,
#apt-get dist-upgrade
とアップグレードします。これでsqueeze化が完了です。

完全に,玄箱Debianのsqueeze化のパクリでした。
どうもすいませんm(__)m


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2013年8月18日 (日)

Raspberry Pi で遊ぶ (5) WinSCPでファイル転送→Webサーバ公開

 lighttpd(Webサーバ)も動き始めたので,FTPでhtmlファイル等を転送してやろうと思ったのですが,最近はセキュアなSFTPなんてプロトコルがあるんですね。知らなかった。FTPサーバを動かして余計なポートを開ける必要がないのはありがたいですな。
 でも,いつも使ってるFFFTPはSFTPに対応してないので,有名どころのSFTPクライアントWinSCPをWindowsマシンにインストールしました。
 んで,Raspberry Piに接続した様子が下の画面。ドラッグ&ドロップで簡単にファイル転送できます。こりゃいいわ

Winscp

 というわけで,今まで使っていた自宅サーバをこのRaspberry Piに置き換えてやりました。

Physics_atnifty_com 今まで使ってたのもファンレスのVIA EPIA-E533IDE互換のDOM(4GB)を使ったゼロスピンドルサーバで,十分に省エネマシンだったのですが,今度のは3.5Wですからすごいですよね。
 URLは,http://physics.atnifty.com/です。ぜひアクセスしてみてください。

 でも,ひとつ問題があって,まだCGIを動かせてないのです。
ネットで情報収集中なんですが,うまくいきません。お盆休みも今日で終わりだし,しばらくは放置プレイになるかもー


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2013年8月17日 (土)

Raspberry Pi で遊ぶ (4) lighttpdのインストール

 Raspberry PiをWebサーバにするために,lighttpdというパッケージを導入しました。
使い慣れたApacheにしようかとも思ったのですが,軽量なlighttpdを選択してみました。Raspbianはこれが推奨パッケージみたいだしね。

$ sudo apt-get install lighttpd
でサクッとインストール完了です。

Install_lighttpd

 ちゃんと動いてるかな?と思って,http://192.168.0.8/ にアクセスしてみると,下のようにちゃんと表示されました。えらいえらい

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2013年8月16日 (金)

Raspberry Pi で遊ぶ (3) デスクトップ環境

Snapshot1_2
 Raspbianでは,LXDEというデスクトップ環境を使っています。
LXDEは,Raspberry Piのような非力なマシンでも比較的軽快に動作しますよ。

$ startx
で,このデスクトップ環境を起動することができます。
起動画面の動画はこれ↓

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2013年8月15日 (木)

Raspberry Pi で遊ぶ (2) ネットワークの設定

■ネットワークの設定(固定IPアドレスの設定)

 Raspberry Piは,何も設定しなくてもDHCPでIPアドレスを取得しますが,固定IPアドレスを割り当ててやりました。
/etc/network/interfacesをnanoというテキストエディタで編集してやります。nanoはviより使いやすいですな。

$ sudo nano /etc/network/interfaces
でファイルを開き,

Interfaces

と書き換えてやりました。再起動して,

$ ifconfig
とすると,IPアドレスが192.168.0.8になっていることを確認できます。

■日本語環境の設定

まず,デフォルトの言語を日本語にするために

$ sudo raspi-config
として,change-localeから,デフォルトの言語としてja_JP.UTF-8を選択。次に日本語フォントをインストールします。
$ sudo apt-get install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname
さらに,日本語FPのAnthyをインストールします。
$ sudo apt-get install uim uim-anthy
最後に,コンソールで日本語を表示できるように,jfbtermをインストールします。
$ sudo apt-get install jfbterm
これで,
$ jfbterm
とすれば,コンソールで日本語を表示できます。


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2013年8月14日 (水)

Raspberry Pi で遊ぶ (1) OSのインストール

Raspberry_pi_1 一部マニアの間で話題になっているARMプロセッサを搭載した名刺サイズのシングルボードコンピュータ,Raspberry Pi (ラズベリー・パイ)で遊んでみようと思います。Model B (512MB)で,4,800円でした。
 これに,OS(Linux)をインストールしたSDカードを入れ,マウス,キーボード,ディスプレイ,LANケーブルをつなげば,GUIベースで立派に動くパソコンになっちゃうのです。これはすごい。
とりあえず目標を「Webサーバ構築」として,ぼちぼち作業を進めようと思います。
DVI入力のディスプレイしか持ってなかったので,HDMI-DVI変換ケーブルも買いました。2つ合わせて5,500円で,しばらくは遊べそう

■SDカードにOS(Raspbian)をインストール

Ddforwindows

 SDカードの容量は,4GBもあればよいらしいのですが,手持ちのが8GBだったので,これを使うことにします。
インストールするOSは,Debian系のRaspbianというやつで,ココでRaspbian “wheezy”のRaw ImagesのZIPファイルをダウンロードし,解凍しておきます。
 WindowsマシンにSDを入れたカードリーダをつなぎ,DDforWindowsを使ってRaspbianのイメージファイルをSDカードに書き込みました。ほんの数分で終わります。

■Raspi-configの設定

Raspiconfig
 できあがったSDをRaspbian PiのSDカードスロットに挿入し,電源を投入すると,ディスプレイにずらずらとメッセージが流れた後に初期設定のためのユーティリティRaspi-configが現れます。
上から順に,次のように設定しました。
expand_rootfs (SDカードの領域拡張)・・・「Yes」っていうか,このメニューを選んでEnterキーを押すだけ。
configure_keyboard (キーボードの設定)・・・Generic 105-key(intl)PC→Other→Japanese→Japanese-Japanese(OADG 109A)→The default for keyboard layout→No compose key
change_pass (パスワードの変更)・・・ユーザ「Pi」のパスワードの初期値「raspberry」を適当なものに変更。
change_locale (言語の設定)・・・とりあえずen_GB.UTF-8のままにしておきました。
change_timezone (タイムゾーンの設定)・・・Asia→Tokyo
ssh (SSHサーバの有効化)・・・有効にしました。

上記のように設定し,TABキーを押して「Finish」を選択し,再起動します。
Debianを触ったことがあるおかげで,特に迷うことなく設定が終了しました

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2012年6月30日 (土)

iPad Wi-FiモデルでソフトバンクWi-Fiスポットを使うには

Ipad 今さらだけど,「新しいiPad」をAppleStore(の通販)で買いました(6月23日注文,26日に到着)。32GBのWi-Fiモデルで色はブラックです。
 AppleStoreで買ったiPadは,ソフトバンクのWi-Fiスポットを2年間タダで使えるらしいんだけど,利用開始登録がなかなかうまくいきませんでした。きっと他にも困ってる人がいると思うので,ここに書いておきます。

 まず,このページに書いてあるような「iPad 個装箱の底面に貼付されているシール」なんてものはありません。AppleStoreからの商品出荷メールに書かれているURL http://www.i.sbwifi.jp に携帯電話から3G回線を使ってアクセスします。Wi-Fiでつないでるとアクセスできません。もちろん,パソコンでもダメです。
 で,アクセスしたそのサイトの「空メールを送信する」っていうハイパーリンクをクリックし,MMSメールを送ります。
直接 regist@i.sbwifi.jp にMMSメールを送ってもOKです。
そうすると,すぐに返信メールが返ってきて次の登録手続きに進むはずなんだけど,ここでつまずきました。
 僕のソフトバンクのAndoroidスマホDesire X06HTから何度MMSメールを送っても返信が返ってこないのです。もちろん僕のメールアドレスは,キャリアからもらった「○△□@softbank.ne.jp」ってやつ。何で返ってこないんだ。
 regist@i.sbwifi.jpが受信拒否されないよう,慎重に設定しましたが,全然ダメ。
このスマホに入れてるSIMカード(僕のDesire X06HTは,vodafone時代から使ってる赤いSIMカードが挿さってます)を以前使ってたガラケーに入れて空メールを送信したらどうかと思ってやってみたんだけど,やっぱり返信が返ってきません。ココに書いてある説明と違うじゃないか。ヘンだろ,それ。
 もうサポセンに電話するしかないかなー,と思ったんだけど,試しに妻のiPhone(メアドは■▼●@i.softbank.jp)から空メールを送ったら,次の瞬間には返信メールが届きました。どうなってるんだ。バカにしてんのか。
 その後,無事にWi-Fi利用開始手続きが進み,IDとパスワードが発行されました。近所の「ソフトバンクWi-Fiスポット」ステッカーの貼ってあるコンビニに出かけて,ちゃんと接続できることも確認しました。やれやれ。

 僕と同じところでつまずいてる人もいるんじゃないかな。ソフトバンクの登録システムはデキが悪くてどうしようもないから,ヘンだなと思ったらすぐサポセンに電話した方がいいかもしれませんよ。

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2009年1月18日 (日)

激安!Eee PC 901-X しかもZIF付き

901x 時々利用しているネット通販の中古PC屋GENOで,今話題のウルトラモバイルパソコンEee PC 901-Xが29,990円で限定販売されてたので,ついポチッてしまいました。
901-16Gを買おうかと思って価格調査してたんだけど,GENOの激安ぶりに負けました(^^;)
 2ちゃんねるの関係スレッドを見てると,「キズがついてた」とか「電源が入らない」とか「SSDの使用時間がすでに300時間!」とか恐ろしい書き込みがあったので,ちょっとヒヤヒヤしてたのですが,うちに送られてきたのはピッカピカの新品でした。
 さっそく上海問屋で2GBのメモリ(1,899円)を調達して換装しました。いやいや,3万円のパソコンとは思えない快適さだわ。
901x_zif んで,メモリを入れるときに気づいたのですが,なんとこの901-XにはZIFコネクタが付いてました。
これがついてる個体は初期ロットのものに限られるらしいのですが,ここに1.8インチのHDDが増設できるんだそうです。
 そのためにはずいぶんネジをはずして,カバーやSSDを取り外すっていう大手術になるようですから,今すぐやろうって気にはなりませんが,先々の楽しみがありますね。
 とりあえず,WindowsXPの軽量化やRAMディスクの設定なんかをして遊んでます。あ,そうそう。Ubuntuなんかも入れてみたいなあ。

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2008年10月21日 (火)

ゼロスピンドル自宅サーバ

20081021_1 うちで約2年間連続稼働していたDebian3.1(sarge)Webサーバ富士通の古いノートパソコンだったのですが,OSをDebian4.0(etch)に替えるついでに,ゼロスピンドルのマシンにしてやりました。
 ハードディスクの代わりにココで2,990円で買った4GBのDOM(Disk On Module),マザーボードはEPIA-E533で,これに載ってるCPU(ESP 5000)もファンレスです。電源もACアダプタですから,機械的に回転するものは何もありません。

20081021_2_2 これは以前VineLinuxをインストールして,しばらく自宅サーバとして使っていたものですが,当時はハードディスクを使っていましたから,長期運用には少し心配がありました。んで今回,完全ゼロスピンドルマシンとして現役復帰させたってわけです。
ハードディスクの入っていないケースはなんだかスカスカで頼りないですな(笑)
20081021_3 これが,DOMとCPU周辺の写真です。DOMは4GBしかないけど,とりあえず大丈夫でしょう。
 完全無音かつ低消費電力なのがうれしいですね。
これから数年はこいつに頑張ってもらいましょう♪

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2007年10月13日 (土)

Debian etchにアップグレード

Debian_etch 今さらですが,自宅サーバのDebian sargeをetch(えっち)にアップグレードしてやろうかしらんと思って,まずは他のパソコンで練習してみました。
 以前sargeをインストールして放置してあったLibretto 70を起動して,

 #aptitude update
 #aptitude upgrade

しておいてから(必要ないか・・)

#aptitude dist-upgrade
してやりました。 MMX120MHzで32MBしかない非力なマシンなので1時間近くかかりましたが,なんとかうまくいったみたい。 「あ,カーネルも2.6にしてやろっと」
#aptitude install linux-image-2.6-486
としてやると,またまたノソノソ動いてます(笑) カーネルを入れ替えたんだから再起動してやらなくちゃ,と #rebootしてやるとなんだかヘン。 ちゃんと起動して,LANカード(ELECOMのLD-CDl/TX)も認識してるみたいなのに,ネットにつながりません。 とりあえず,
#/etc/init.d/networking restart
してやったら,つながるようになったけど,どうなってるのかな。ちょっとググってみなくちゃ。


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