
大晦日だというのに 一昨日 Amazonで買った Digispark で遊んでますw
昨今の半導体不足のせいで少々値上がりしてるようで1枚500円程度しますが,上の写真のようにめっちゃ小さくてパソコンのUSB端子に直接挿せるようになってます。

DigisparkはATtiny85を載せたV-USBデバイスで,ArduinoみたいにUSB-シリアル変換することなくUSB経由で直接書き込むことができます。Arduino UNO等に使われているATMega328Pとスペック比較するとこんな感じ。
|
GPIO |
Flash |
EEPROM |
RAM |
ADC |
PWM |
ATtiny85 |
6 |
8KB |
512B |
512B |
4 |
2 |
AtMega328P |
23 |
32KB |
1KB |
2KB |
6 |
6 |
実際に使えるFlashメモリは6KB程度みたいなので大したことはできそうもありませんが,コロナ禍において在宅ワークしてるサラリーマンがこれを使って「5分ごとにマウスを1px動かす」なんてことをしてたようです。しょうがねえなーw
Digisparkのドライバのインストール
まずは,このサイトに書いてあることをマネして,DigisparkをWindows10に認識させるために libusb-win32のドライバをインストールしました。
micronucleus-2.0a4-win.zipをダウンロードして展開し DPinst64.exeを実行すると,デバイスマネージャでDigisparkが認識されたことが確認できました。

ボードマネージャのインストール
次に Arduino IDEを起動し,「ファイル」→「環境設定」で「追加のボードマネージャのURL」に http://digistump.com/package_digistump_index.json と入れるのが標準的なやり方のようですが,このサイトを見てたら「avr-gccの旧バージョンがオーバライドされ,現行のArduino IDE ver. 1.8.5のavr-gccで可能だったATtiny10系向けのコンパイルができなくなります」なんてことが書いてあったので,この方のアドバイスに従って https://kimio-kosaka.github.io/digispark-clone/package_digispark-clone_index.json と書いてやることにしました。
そうすると,ボードマネージャに Digispark AVR Boards(clone) ってのが現れるので,これをインストールします。(下図はインストール後の画面です)

サンプルスケッチの書き込み
スケッチを書き込む準備ができたので,Digispark Exampleの中にある Start というLチカのスケッチを書いてやりましょう。

ボードは Digispark(Default-16.5mhz) ,書き込み装置は Micronucleus を選びます。
で,ここが大事なのですが DigisparkをUSB端子から取り外した状態で「マイコンボードに書き込む」ボタンを押します。
上のように,「plug in device now...」のメッセージが出たら,1分以内にDegisparkをUSB端子に挿入します。
「Micronucleus done. Thank you!」となったら書き込み成功です💓