2023年8月20日 (日)

100均セリアの「3D投影機工作キット」を作ってみた

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 前回に続いて100円ショップ セリアで売ってる工作キットをご紹介します。
これまでネット上では3Dホログラムと呼ばれていたおもちゃですが,セリアは「3D投影機」と呼んでます。
確かにコレはホログラムでも何でもないもんなあ(^^)

 工作の難易度はそれほど高くありませんが,付属のプラスドライバーはすごく使いづらいので,お手持ちのドライバーをお使いになることをお勧めします。
でき上がったら,取説についてるQRコードをスマホで読むとYouTubeの3D投影機工作キット用動画が開きますから,すかさず3D投影機をスマホの画面上に乗せて横から見てみましょう。
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こんな感じに動画が宙に浮いて見えます。ピラミッド型の透明プラ板に反射した映像を見てるだけなんですけどね。
YouTube上に他の動画がたくさんありますから しばらくは楽しめますよ。

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2023年8月18日 (金)

100均のセリアで売ってる テンセグリティ を作ってみた

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  facebookの情報で,「100円ショップのセリアテンセグリティの組み立てキットが売ってるゾ」という情報を目にしたので,さっそく手に入れて作ってみました。
 薄くて軽い合板とタコ糸のセットですが,ハサミさえあれば作れるのが素晴らしいですね。
半年くらい前にこのブログで「反重力? テンセグリティ」という記事を書いたときに大小さまざまなサイズのものを作ってみましたが,この工作は糸の長さの調節がキモです。初めて作る人は(普通は初めてか笑),ちょっと苦労するかもしれません。
 あと,テンセグリティ工作のベテラン(笑)から言わせてもらうと,2つのパーツをつなぐ真ん中のヒモは組み立て説明書にあるように最初に結ぶんじゃなくて,一番最後にしたほうが良いと思います。

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こんな具合に完成しました。タコ糸はもう少し細い方が見た目が良いかも。

 

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2009年7月18日 (土)

セロテープ台のリードスイッチモーター

200907181 しばらくココを放置してました。
またぼちぼち再開しようかな,と思ったらアクセスカウンタがエラーで動いてないじゃないか。
まいっか(^^;)

 

 智恵の楽しい実験教室の管理人さんからメールを頂いたのでWebサイトをじっくり見せてもらってたのですが,ホントにこの方はすごい人です。工作の技術・理論・ホームページ制作のテクニックまで,たいへん勉強になりました。これはオススメです(・∀・)
200907182 んで,「おもしろ実験と自由研究」のページを見てたら,セロテープ台を使ったリードスイッチモーターが目にとまったのでマネして作ってみました。
 以前作ったモノは,石川式軸受けの工作が大変でしたが,これならカンタンに作れます。

 

200907183 智恵さんの作られたものと違い,リードスイッチと電磁石の位置を固定しようとしたので,位置決めが大変でしたがクルクルとよく回ります。
 動画も撮ってみました→こちら

 

 

 

 

 

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2008年10月22日 (水)

リードスイッチモーター

20081022_1 本屋をぶらぶらしてたら,最近発売された「大人の科学」Vol.21の表紙が目に入ってきました。
「電磁石エンジン」と書いてありますが,先日リードスイッチごまを作った僕は,ひと目でその仕組みが分かりました。
「お,これなら自作できるぞ!」と,さっそく家に帰って工作開始。
クルマを走らせるのは大変そうだから,とりあえずCDを回してみることにしました。
20081022_2 仕組みはこうです。
円板上に並べた磁石がリードスイッチのそばを通過するとスイッチがON/OFFしますが,OFFになる瞬間,直列に入れた電磁石に大きな誘導電流が流れてそばにある磁石と反発し,円板を回転させるのです。電磁石の位置によって時計回りに回ったり,反時計回りに回ったりします。動画はこれです。
20081022_3 CDを回してもしょうがないので,ゾートロープを回してみました。
「手で回せばいいよ」ってツッコまないでね~(笑)
リードスイッチモーターゾートロープの動画はこちら

 

 

大人の科学マガジン Vol.21 (電磁石エンジン) (Gakken Mook)

 

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2008年10月12日 (日)

リードスイッチごま

20081012_1 1年近くココを放置してました。
まだ結構アクセスがあるんですね。
では最近作ったものを紹介しましょう。
元ネタはこれで,コマは片面二極型のフェライト磁石(ドーナツ型)です。
これに真鍮棒で作った軸を取りつけて,時計皿の上で軽く回すと,どんどん加速していきます。
この動画をごらんください。ね,すごいでしょ。
なぜこんなことになるのかご説明しましょう。
20081012_2 磁石ゴマを回す時計皿の下には,直列に単三電池に接続したリードスイッチと電磁石(五寸釘にエナメル線200回巻き)が仕込んであります。
このリードスイッチの上でコマを回すことによって回路をON/OFFするのですが,スイッチが切れる時に大きな誘導起電力がコイル(電磁石)に生じ,この磁場でコマを加速するのです。電磁石は写真のように横に寝かせておかなくてはなりません。コマを加速するには水平方向にできる磁場が必要だからです。
 LEDは乾電池に対して順方向に入れてありますが,1.5Vでは電圧が足りませんから点灯しません。しかし,コイルに生じた誘導起電力は大きいですから,この電流によって導通し,点灯するわけです。回路のON/OFFによって,LEDは速いスピードで点滅してるのですが,動画では分からないかな?

 

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2007年7月21日 (土)

ピグリンの回転舞踏会

20070721 一昨日,生徒がこんなものを持ってきて「先生,これいったいどうなってるの?」と尋ねられました。
サントリーDAKARAのペットボトルのオマケでピグリンの回転舞踏会っていうらしいんだけど,なかなかよくできた玩具です。
ブタのピグリンにDAKARAのボトルを近づけるとくるくる回るのです。ボトルの反対側の面を近づけると逆回転します。→動画その1  磁石が入ってて,磁束線同士の反発が起こってるようですが,なぜ回転するのでしょう?
それに回転方向は偶然に決まるんじゃなくて,近づけたボトルの面によって一意的に決まります。なぜ??
 手近にあった磁石を近づけていろいろと試してみたところ,磁石を少し傾けて近づけると回転することを発見しました。磁石を反対側に傾けて近づけると逆回転します。→動画その2 たぶん,ボトルの中に仕込んである磁石は,これと同じように斜めになってるのでしょうね。
 もうひとつ別の磁石をペットボトルのフタの中に入れて実験してみました(磁石のN極は2つとも上を向けてあります)。おお,ピグリンと同じ動きだ。→動画その3 S極を2つとも上を向けても,回転の向きは同じです。逆になるかと思ったのにな。
合成磁場で説明できるのか?と図を描いていろいろと考えたんだけど,どうもうまくいきません。
 何気なくフタの中に入った磁石に,もう一つの磁石を斜めにしてそーっと近づけてみました。そうすると,フタの中の磁石の片側がふわっと浮き上がりました。そうか,これだ!→動画その4 磁石Aを斜めに近づけると,磁石B(ピグリン)はひっくり返ろうとするんだけど,このおかげで重心の位置(接地点)が中心からズレるから回転してしまうのでしょう。(動画4を見ると分かりますが,磁石Aを手前に傾けると,磁石Bは手前が浮き上がります)
回転の向きが一意的に決まるのもこれで説明できます。なーるほど(・∀・)

 

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2005年10月24日 (月)

ダイソーにも「シークレットペン」が!

20051024 このブログのアクセス解析を見てたら,最近 Yahoo!やGoogleで「シークレットペン」というキーワードで検索して訪問してくださるかたが増えているようです。
やはり,この紫外線LED付きのペンは人気があるようですね。
そういう訪問者のかたに耳寄りな情報をお届けします(^-^)
 100円ショップのキャン★ドゥにしかなかったこのペンが,ダイソーでも「マジックライトペン」という名前で売られているのを発見しました♪
パッケージは異なりますが,まったく同じ商品です。お値段はもちろん100円!
ダイソーの方が店舗数も多いから手に入れやすいんじゃないでしょうかね。以上,百均調査隊からの報告でした(`Д´)ゞビシッ!

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2005年9月27日 (火)

こりゃ面白い!「シークレットペン」

20050927 近所の百円ショップ(CanDo!)で,こんなオモチャを買ってきました。(クリックすると拡大表示します)
 このペンで紙に字を書いても何にも見えないのですが,付属の紫外線LEDで照らすと字が浮かび上がって見えるのです。
おお,これはスゴイじゃん!(・∀・)
もちろん普通の蛍光ペンで書いた字をこのLEDで照らしても,キレイに輝きます。

 

 以前,紫外線LEDを400円で買ったことがありますが,蛍光塗料のペンまでついて100円だなんて♪
よっしゃー,お店に置いてあるこのペンを全部買い占めちゃうぞー(笑)

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2005年1月10日 (月)

立体ゾートロープ

20050110 3連休は,今年サークルで出版する本の原稿を書きながらのんびり過ごしました。
 その本に載せようかと思ってる実験(遊び?)をひとつ紹介しましょう。
 レコードプレーヤーのターンテーブルの円周に沿ってポーズを少しずつ変えたキューピー人形を乗せて(上の画像をクリックすると拡大表示)回転させ,マルチストロボの光を当てるのです。もちろん部屋は真っ暗にするんですよ。
 ストロボの発光周波数を調整してターンテーブルの回転に同期させると,ターンテーブルは止まって見えますが,キューピー人形は"その位置で"生きているように動くのです。ゾートロープの立体版ってわけですね。
 動くキューピー人形の動画はコレ,伸び縮みするバネの動画はコレ,単振動する球(横波の説明にも使える)の動画はコレです。詳細はこのPDFをご覧ください。

 

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2004年11月20日 (土)

不思議な立方体

20041120-1.jpg今日は,岐阜物理サークルの仲間と一緒に隣町の「子ども劇場」のお子さまを相手に科学遊びをしてきました。
科学パフォーマンス(?)の後に工作をやったのですが,僕が担当したのがコレ。
写真で見たり,肉眼でも片目をつむって見ると立方体に見えるんだけど,実は違うんだなあ。
コレを見ればどうなってるか分かるかな? ますます混乱したりして(笑)

 

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