ダイソーの『湿気とり』で霧箱
ドライアイス不要の霧箱シリーズ 第5弾です。
ダイソーで売ってる 湿気とり (税込110円)は,塩化カルシウムCaCl2です。
このままでも寒剤として使えますが,6水和物のCaCl2・6H2O にすると,-50℃近くまで冷える寒剤になるようです。これくらい冷えれば霧箱でドライアイス代わりに使えます。
食塩でも-20℃くらいまでは冷やせるようですが,これではちょっと足りない感じ。経験上,少なくとも-25℃以下にならないとキビしいです。
塩化カルシウム6水和物をつくる方法は次の通りです。
まず,ダイソーの塩化カルシウム360gに水を180mLくらい加え,飽和水溶液をつくります。溶けるときに発熱し,50℃くらいになりますが,驚かなくても大丈夫。この水溶液をときどきかき混ぜながらゆっくり冷やして固化(融点は約30℃)させます。カチコチの固体にするのではなく,かき氷状にできると あとの扱いがラクです。
塩化カルシウム6水和物水の氷をかき氷機でガリガリ削って,かき氷:塩化カルシウム6水和物=4:6程度 に混ぜると-54℃くらいまで下がるらしいです。僕は-35℃くらいまでしか下げられてませんが(^^;)
-35℃くらいまで下げられれば,自作クラウドチャンバに取りつけたヒートシンクが写真のように凍り付いてすごい霜がつきます。これくらい冷やせれば霧箱として十分使えます。
僕が実験に使った量,かき氷300g,塩化カルシウム6水和物400gを混ぜた寒剤で1時間くらいは放射線の飛跡を観察することができました。
クラウドチャンバの製作過程などは詳細は下の動画をご覧ください。
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