30年前にPC-9801で作った定常波のアニメ
30年前にPC-9801で作った高校物理教育用アニメーションご紹介します。これが4つめです。
互いに逆向きに同じ速さで進む波長・振幅の等しい正弦波が重なると合成波はその波形がどちらにも進行せずその場に止まって振動しているように見えます。これが定常波(定在波)です。英語で言うと standing wave 。「立ち止まっている波」って感じでしょうか,うまい表現ですね。
高校物理の授業では,互いに逆向きに進む正弦波の絵を鉛筆を使って手書きで合成し,場合によってはこれをパラパラ漫画にして自分で動かしてみるのですが,この過程をパソコンにやらせたものです。
1990年頃のパソコンはCPUクロックが8MHz,メモリが640KBしかなかったんですよ。若い人には信じられないかもしれませんがw
もちろん,手書きで2つの正弦波を合成することは大きな意味があるので,やらせたほうが良いです。このアニメーションはその作業の後に「まとめ」として見せていました。
| 固定リンク | 0