ドライアイス不要の霧箱 (3)
ペルチェ素子を使った霧箱を作って放射線の飛跡を見てみましょう。
以前,ドライアイス不要の霧箱(1)とドライアイス不要の霧箱(2)という記事を書きましたが,今回はその第3弾で,ペルチェ素子を1枚しか使わないシンプルな構造ですが,放射線の飛跡はしっかり観察できます。初めて作るならこれがカンタンかもしれません。
まずは,ダイソーの「コレクションケース」を使ってクラウドチェンバを作ります。
ケースの黒い台に四角い穴を空けて裏からアルミ板を貼り,表面を黒く塗装します。アルミ板の接着には以前やったように UVレジンを使っています。
裏返して,アルミ板にペルチェ素子(40mm×40mm)を貼り付けます。サンハヤトの放熱用両面テープを使いましたが,放熱用シリコングリスの方が良いかもしれません。
加工した台を大型のシートシンクに放熱用両面テープで固定します。このヒートシンクは名古屋大須のジャンクパーツ屋で780円で買ったのですが,これを手に入れたから今回の工作を思いついたのです。
放熱用両面テープで大丈夫ですが,放熱効果を上げたかったら 放熱用シリコングリスを使うと良いでしょう(台をヒートシンクに固定するために台とヒートシンクに穴を空けてビス留めする必要があるので面倒ですが)。
書き忘れてました。ペルチェ素子がヒートシンクに密着するように台のスカート部分は切り落としてあります。
ヒートシンクを氷水に浸けて,ペルチェ素子に12Vをかけてやると,霧箱内のアルミ板表面は-30℃くらいまで下がります。電源は以前紹介したようにパソコンのATX電源(ハードオフで500円で買いました)を使っています。
動画をご覧ください ↓
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