ローソクで動くスターリングエンジン
前回紹介したものより先に作ったのがコレなんですが,このスターリングエンジンはローソクの炎で動きます。
YouTubeで見つけた先人の作例(コレとかコレ)を参考にしました。
ディスプレーサの動きが見えたほうが教育的なので,シリンダーは500mlのペットボトルを輪切りにして使っています。
ディスプレーサはスチールウールを切り開いてゆるく巻き直して作ってあります。密度は元のスチールウールとほぼ同じで,量的には6~7割くらいです。動かしてるうちに変形してきてヘンな形になってますが(笑)作ったときは高さ3cm程度の円筒形でした。
これを0.28mmのステンレス線で吊るして上蓋に0.30mmの穴をあけてクランクシャフトにぶら下げています。
パワーピストンは中村さんの動画をマネしてΦ12とΦ10のアルミパイプを使って作りました。このピストン部分をゴム膜を使ったダイヤフラムにしてる作例を多く見かけますが,やはり本格的なピストンがいいですね。
クランクシャフトは何個か作れば熟練してきますから,納得いくまで作り直しましょう(笑)
ローソクで加熱する部分はアルミ缶の底を高さ1cmくらいのところで切断して,穴をあけた木製台座に接着しています。温度が高くなる部分なので,この耐火パテを使いました。
では,動画 ↓ をご覧ください。火力が足りないのか,眠くなるほどゆっくり回転します。まあ逆にディスプレーサとパワーピストンの動きの位相差がよく分かって教育的かな?
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