
一昨年,Arduinoで作ろう(22) で秋月のホールセンサを使って「空中浮遊」をやってみましたが,智恵さんのWebサイトに刺激され,ホールセンサを別のものに取り換えてみたところ,70g程度の質量のモノを浮かせるようになりました。
Amazonで買った UGN3503 というホールセンサで,503 341という刻印があります。智恵さんがお使いになったものとは型番が少し異なるようです。

回路は以前のものと同じで,プログラムは智恵さんのプログラムを真似てanalogReadを高速化してみました。これでかなり安定して浮かせることができるようになりました。また,電磁石(コイルを巻いてあるボルト)は低反発ウレタンをはさんで,ゆる~く ぶら下げてあります。
電磁石を駆動するために使っているTA7291Pはかなり発熱するのでヒートシンクを取り付けました。
/* 空中浮揚 Arduino NANO
ホールセンサ UGN3503
モータドライバ TA7291P */
void setup() {
pinMode(2,OUTPUT);
pinMode(3,OUTPUT);
ADCSRA = ADCSRA & 0xf8; // 分周比を決めるビット(ADPS2:0)を000へ
ADCSRA = ADCSRA | 0x04; // 分周比16(100)をセット
//ADCSRA = ADCSRA | 0x03; // 分周比4(010)をセット
}
void loop() {
//Serial.println(analogRead(0));
if (analogRead(0)>865 ){ // 小さくすると下へ下がる
digitalWrite(2,HIGH);
digitalWrite(3,LOW);
}else {
digitalWrite(2,LOW);
digitalWrite(3,HIGH);
}
}

L298Nを使ったらもう少しパワーアップするのかな? またそのうち挑戦してみます。