Arduinoで作ろう(28) 生のATmega328Pにブートローダを書き込んでみた
贔屓にしているaitendoで,あちゃんでいいの (177円),極貧ブートローダ書き込み機 (195円),USB-シリアルコンバータ (399円),AVRマイコン ATmega328P-PU (1個230円)を買いました。
「あちゃんでいいの」というのは最小構成のArduino UNO互換機なんだけど,ヘンなネーミングですなあ。「あちゃん」って何?
で,この「あちゃんでいいの」で使うため,生のATmega328PにArduinoのブートローダを書き込むのが今回の目標です。もちろん,ブートローダ書き込み済みのAtmega328Pも売ってますが,お高いので(1個300円),自分で書き込もうというわけです。
Arduino UNOをAVRライタとして使い,ブレッドボード上に置いたターゲットのATmega328Pとジャンパ線でつないで書き込む方法もあるのですが,「極貧ブートローダ書き込み機」という,素晴らしいミニシールドがあるので,コレを利用することにします。
◆ まずはArduino UNOをAVRライタとして使うための準備
Arduino UNOをパソコンにつなぎ,Arduino IDEを起動して,スケッチ例から「ArduinoISP」を開いてUNOにアップロードします。
これで,Arduino UNOがAVRライタになりました。
◆ ブートローダの書き込み
ターゲットとなる生のATmega328Pを「極貧ブートローダ書き込み機」に取りつけて,AVRライタとなったUNOに載っけます。
UNOをパソコンにつなぎ,Arduino IDEのメニュー「ツール」→「書込装置」→「Arduino as ISP」とします。
で,「ツール」→「ブートローダを書き込む」としてやれば,ターゲットにブートローダが書き込まれます。
このブートローダ書込済のATmega328Pを取り外して,「あちゃんでいいの」に取りつければ最小構成Arduino UNOの完成です!
次回は「あちゃんでいいの」にスケッチをアップロードしてみます。
| 固定リンク | 0
「Arduino」カテゴリの記事
- WCH-LinkE とWCH-Link は別モノである(2023.12.02)
- Arduinoで作ろう(63) UNO R4 WiFiでスクロールNTP時計(2023.12.01)
- Arduinoで作ろう(62) ESP8266+SSD1306でNTP時計(2023.11.18)
- 新型 Arduino UNO R4 MINIMA を買った(2023.07.01)
「aitendo」カテゴリの記事
- aitendo 2023お楽しみ福袋(2023.01.02)
- aitendo 2022 お楽しみ福袋(2022.01.06)
- ZK-80で足し算(2020.07.23)
- TK-80互換機 ZK-80のキット(2020.07.21)
- Arduinoで作ろう(47) GPSモジュールで現在地の緯度・経度を取得(2020.04.18)
コメント