Arduinoで作ろう(21) 屈折走行するクルマ
高校物理・波動分野の授業で「異なる媒質の境界で波が屈折するのは,媒質が異なると波の伝わる速さも異なるからだ」なんてことを教えますが,これを説明するための道具を作ってみました。
秋月電子で買ったフォトリフレクタLBR-127HLDを使って床で反射する赤外線LEDの光を見て,反射光が強い場合(白い床)はモーターを高速回転させ,反射光が弱い場合(黒い床)は低速回転させています。
モーターの回転数はArduinoのPWM出力でコントロールしています。
スケッチはこちら→ 20180815.ino
/*
Arduino + フォトリフレクタLBR-127HLD で屈折するクルマ
*/
void setup() {
Serial.begin(9600);
}void loop() {
int Rval = analogRead(A0); // 右のフォトリフレクタの出力0~5Vを10bitでAD変換(0~1023)
int Lval = analogRead(A1); // 左のフォトリフレクタの出力0~5Vを10bitでAD変換(0~1023)
Rval = map(Rval, 0, 1023, 150, 255); //右 0~1023の値を160~255の値にマッピング
Lval = map(Lval, 0, 1023, 150, 255); //左 0~1023の値を160~255の値にマッピング
Serial.print(Lval); Serial.print(" "); Serial.println(Rval);analogWrite(5, Rval); //右モーターにPWM出力
analogWrite(6, Lval); //左モーターにPWM出力
}
| 固定リンク | 0
「Arduino」カテゴリの記事
- ATtiny402 + LM35DZ で温度計(2024.09.21)
- aitendo「ESP-32でいいの」っぽい謎ボードでLチカ(2024.04.17)
- ATtiny202 で Hello World!(2024.03.25)
- CH32V003+I2C接続のLCDでHello World !(2023.12.29)
- CH32V003F4P6 開発ボードでLチカ(2023.12.20)
「高校物理」カテゴリの記事
- 回転式誘導起電機(2025.04.07)
- ウィムズハースト起電機 を作ってみた(2025.04.03)
- 豆電球の明るさで探る「音波の定常波」(2025.02.22)
- 豆電球の明るさで共振周波数を探る(2025.01.05)
コメント