Raspberry Pi で遊ぶ (1) OSのインストール
一部マニアの間で話題になっているARMプロセッサを搭載した名刺サイズのシングルボードコンピュータ,Raspberry Pi
(ラズベリー・パイ)で遊んでみようと思います。Model B (512MB)で,4,800円でした。
これに,OS(Linux)をインストールしたSDカードを入れ,マウス,キーボード,ディスプレイ,LANケーブルをつなげば,GUIベースで立派に動くパソコンになっちゃうのです。これはすごい。
とりあえず目標を「Webサーバ構築」として,ぼちぼち作業を進めようと思います。
DVI入力のディスプレイしか持ってなかったので,HDMI-DVI変換ケーブルも買いました。2つ合わせて5,500円で,しばらくは遊べそう
■SDカードにOS(Raspbian)をインストール
SDカードの容量は,4GBもあればよいらしいのですが,手持ちのが8GBだったので,これを使うことにします。
インストールするOSは,Debian系のRaspbianというやつで,ココでRaspbian “wheezy”のRaw ImagesのZIPファイルをダウンロードし,解凍しておきます。
WindowsマシンにSDを入れたカードリーダをつなぎ,DDforWindowsを使ってRaspbianのイメージファイルをSDカードに書き込みました。ほんの数分で終わります。
■Raspi-configの設定
できあがったSDをRaspbian PiのSDカードスロットに挿入し,電源を投入すると,ディスプレイにずらずらとメッセージが流れた後に初期設定のためのユーティリティRaspi-configが現れます。
上から順に,次のように設定しました。
expand_rootfs (SDカードの領域拡張)・・・「Yes」っていうか,このメニューを選んでEnterキーを押すだけ。
configure_keyboard (キーボードの設定)・・・Generic 105-key(intl)PC→Other→Japanese→Japanese-Japanese(OADG 109A)→The default for keyboard layout→No compose key
change_pass (パスワードの変更)・・・ユーザ「Pi」のパスワードの初期値「raspberry」を適当なものに変更。
change_locale (言語の設定)・・・とりあえずen_GB.UTF-8のままにしておきました。
change_timezone (タイムゾーンの設定)・・・Asia→Tokyo
ssh (SSHサーバの有効化)・・・有効にしました。
上記のように設定し,TABキーを押して「Finish」を選択し,再起動します。
Debianを触ったことがあるおかげで,特に迷うことなく設定が終了しました
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