デジット/DSPラジオモジュール
大阪日本橋のデジットでDSPラジオモジュール・パーツセット (1,400円)を買ってきて,AM/FMラジオを作ってみました。ラジオを作るなんて,中学生のとき以来かも。
DSPってのは,Digital Signal Processingの略で,このモジュールだけで同調・検波・増幅などの処理をやってしまうすごいやつ。ほんの少しの外付けパーツだけでラジオが作れちゃうのです。
モジュールそのものは,左の写真のようにポリバリコンに裏にはめ込まれてる小さなものです。
とりあえず基板に乗っけるために,18個ある端子にスズメッキ線をハンダづけして足を生やしました。
しかし,デジットのパーツセットに入っているスルーホールの小さな基板は部品配置に失敗すると取り返しのつかないことになりそうなので,少し大きめのユニバーサル基板の上で作ることにしました。
回路図を見ながらパーツを並べ,テキトーに配線したおかげで不細工な出来になってしまいましたが,なんとか小一時間で完成。
電源を投入すると,FMモードで起動します。チューニングは比較的クリティカルで,じわーっと同調する感じではなく,いきなりドカンと同調します。デジタルってのはこういう感じなのか。でも一度同調すると,ズレることなく安定して受信できます。これは,AMモードでも同様。
感度はなかなか良好です。AMのバーアンテナを大きいのに取り替えたらもっと感度アップするのかな。
強力な局を受信すると音量がバカでかいので,参考回路にならって50KΩのVRを後付けしました。Bカーブのを持ってなかったのでAカーブのやつを使いました。
DIPスイッチかなんかを取り付けてモードを切り替えられるようにすれば短波も受信できるようですから,今度やってみようかな。
【関連エントリー】 デジット/DSPラジオモジュールで短波放送を受信してみた
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コメント
DSPラジオモジュール、面白そうですね。実験して見たくなりました。さて、音量調整のVRのタイプですが、Aカーブ特性が正解と思います。
投稿: bach | 2013年8月17日 (土) 12:43