サボニウス型風力発電機
福島第一原発の事故以来,生徒もエネルギー問題に関心を持ち始めたようなので,ネット上にたくさん情報のあるサボニウス型の風力発電機を作ってみました。 サボニウス型は,高速回転はしないけど風力が弱くてもそこそこ効率よく発電できるタイプのようです。
SHIMANO(シマノ)のDH-2N30Jというハブダイナモ(2,235円)と,ベニヤ合板,45Lのポリバケツで,写真のように組み立ててみました。
ポリバケツを半分に切るのはなかなか大変ですが,あわてずゆっくりノコギリをひけばキレイに切ることができます。ベニヤ合板は電動工具のジグソーで切ったほうが,早く美しく仕上がると思います。
ハブダイナモには,スポークを取りつける穴がたくさん空いてますから,この穴を使って木ねじで回転円板に固定します。下はもともと付いているボルト・ナットで,台の板に固定しました。
ハブダイナモは,交流発電機ですから,ダイオードブリッジで全波整流し,400μFくらいの平滑コンデンサを入れてやると良いでしょう。
ためしに扇風機の風で回してみたところ,3Vくらいの電圧が得られました。手持ちのラジオをつないでやると,安定してちゃんと聞こえます。電灯線の電気で扇風機を回してラジオを聞くってのもあんまりエコじゃないですけどね(笑)
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