レンツの法則でコイン飛ばし【改】
拙著「高校物理雑記帳
」のフォロー記事です。
渦巻き状に巻いたコイルに,電解コンデンサに蓄えた電気量を一気に流し,コイルの上に置いた1円玉をレンツの法則で吹っ飛ばす,という装置です。
詳しい作り方は本を読んでいただけばいいのですが,回路に変更を加えました。 本で紹介した回路では,大電流の流れる放電スイッチの内部接点が熱で融けて(?)早晩壊れてしまうという問題がありました。
そこで,40Aまで大電流を流せるトライアックを使って電気的にスイッチを入れる方式にしてみました。
使ったトライアックは秋月電子で売っているこれ(400円)で,下図のようにG-A1に数十mAのトリガ電流を流すとA1-A2間が導通します。 これを使えば,スイッチそのものは安物でOKです。大電流で感電しないように,装置そのものはタッパーウェアの中に入れたほうが良いでしょう。
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