いまさらゲルマラジオ?【その1】
いまさらですが,ゲルマラジオ製作に凝っています。
並列共振回路とかの教材にも使いたいので,写真のようにアクリル板にターミナルを取りつけて,コイル・バリコン・検波器等を取り替えられるようにしてあります。
今日から何回かに分けて,製作のポイントや製作時に便利なツールを紹介したいと思います。
んで,今回はコイルの紹介です。
■フラフープコイルの性能は抜群です(・∀・) 百均で買ってきたフラフープの中に2mくらいの長さのLANケーブルを入れて,8本の導線を順につないでいくと,8巻きのコイルになります。(この方のマネをしました)
この直径63cmのループコイルは性能抜群で,外部アンテナを必要としないほどです。
僕の家は地元ラジオ局の送信所から直線距離で3kmほどのところにあるのですが,これを使うと,スピーカーを鳴らせるくらい高感度のゲルマラジオとなります。
このコイルは,磁場をとらえるアンテナとしてもはたらいていますが,指向性があることもはっきり分かります。
この写真のようにコイルはタテにして(AM中波放送の電波の磁場は水平偏波です),動径方向を送信所の方角に向けてやります。 8本の導線は,写真のように平ラグ板を使ってつなぐとごちゃごちゃになりませんし,放送局によって最も感度の良いタップを選ぶことができます。
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