いまさらゲルマラジオ?【その4】
検波器には,1N60や1K60とかのゲルマニウムダイオードを使ってもいいですが,黄鉄鉱や方鉛鉱などの鉱物を使うのも面白いですね。
金属の酸化物や硫化物の表面を尖った縫い針なんかで探ると,ショットキーバリアダイオードと同じ原理で検波ができるのです。
針には適度な力をかけてやらないといけませんから,この写真のような道具を作り,太い導線の自重が鉱石にかかるようにしました。
これが拡大画像。黄鉄鉱,方鉛鉱,磁鉄鉱,錆びた10円玉など,いろいろ試しましたが,この黄鉄鉱が最も優秀で,ゲルマニウムダイオードと比較しても遜色のない検波能力を持っていました。
滑らかにピカピカ光ってる大きな結晶面より,小さな結晶がごちゃごちゃしてることろに当てるとイイ感じです。
この動画をご覧ください。(ラジオの出力にアンプをつないでスピーカーを鳴らしています)
この本,オススメです→ ぼくらの鉱石ラジオ
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コメント
2004年の記事にコメントしました。
もし宜しければ返信ください。
投稿: 田中 | 2008年12月 2日 (火) 20:19