リードスイッチごま
1年近くココを放置してました。
まだ結構アクセスがあるんですね。
では最近作ったものを紹介しましょう。
元ネタはこれで,コマは片面二極型のフェライト磁石(ドーナツ型)です。
これに真鍮棒で作った軸を取りつけて,時計皿の上で軽く回すと,どんどん加速していきます。
この動画をごらんください。ね,すごいでしょ。
なぜこんなことになるのかご説明しましょう。 磁石ゴマを回す時計皿の下には,直列に単三電池に接続したリードスイッチと電磁石(五寸釘にエナメル線200回巻き)が仕込んであります。
このリードスイッチの上でコマを回すことによって回路をON/OFFするのですが,スイッチが切れる時に大きな誘導起電力がコイル(電磁石)に生じ,この磁場でコマを加速するのです。電磁石は写真のように横に寝かせておかなくてはなりません。コマを加速するには水平方向にできる磁場が必要だからです。
LEDは乾電池に対して順方向に入れてありますが,1.5Vでは電圧が足りませんから点灯しません。しかし,コイルに生じた誘導起電力は大きいですから,この電流によって導通し,点灯するわけです。回路のON/OFFによって,LEDは速いスピードで点滅してるのですが,動画では分からないかな?
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