昨夜,行きつけのJAZZバーへ入ったら,キープしてあったジャックダニエルズのボトルを持ったマスターが寄ってきて,こう囁きました。
「あそこにいる人ご存じですか? 小中陽太郎さんですよ」
店に入って,カウンターに寄りかかって携帯電話をかけてる紳士を見たとき,どこかで見たことのあるおっさん(失礼)だなあと思ったんだけど,そうか,そうだったのか。
彼はいま,大学教授をしてるようで,大学の先生や出版社の編集者など5,6人で飲んでました。しばらくするとそのグループの1人がピアノの前に座り,若い女性がクラリネットを手に立ち上がり,店のマスターがギター(フルアコ)を取り出してきてジャムが始まりました。これがまたJAZZYですっごいカッコいい♪ チャージも払わないでこんな演奏を聴けるなんてラッキー(^-^)
あのピアノのおっさん,深町 純じゃないかしらん?と思って,ギターを置いてカウンターの中に戻ったマスターに聞いてみました。クラリネットとピアノの演奏は続いています。
「あ,あの人はヤマハの部長さんですよ」
なんだ,残念。深町純がタダで聴けるわけないよなあ。でも,部長さんのピアノもなかなかイカしてるよん。
小中陽太郎氏もノリノリで,ヤマハが開発した超ミニサイズのハーモニカをソウルフルに(?)聴かせてくれました。
拍手の後,マイクを持って,
「先日,ラメール母って本を上梓しましてね。それが今度ミュージカルになるんですよ」
と,チラシを配り始めました。店には彼らを入れて3グループくらいしかいないんですけどね。
僕にもチラシをくれたので,お返しに(?)たまたま持っていたのらねこ先生の科学でいこう!のチラシをあげました。
「へえ,日本評論社ですか。・・・のらねこ先生・・・。大学の先生ですか?」
「いやいや,高校で物理を教えてます。共著なんですけど,よかったら買ってくださいね」
「はい,あなたのお名前は何ておっしゃるんですか?」
とまあ,こんな具合にいろんなとこで営業してます。ははは。
昨日,日本評論社のこれから出る本のラインナップにも掲載されたようです。みなさん,よろしくね。